alphabetica’s diary

アメリカに住んでいます

ELD mandateから1年、米国のトラック市場はどうなった?

トラックマッチングサービスのDATに興味深い記事がでていました。

www.dat.com

 

昨年のELD導入から一年が経ちました。導入時は、ドライバー不足に拍車がかかるとか、仕事が回らなくなるとか、トラックドライバーを辞めるという反応がトラック業界側からは出ていました。では導入後1年経ってどうなったか、という検証記事です。

 

結論から言うと、業者の数は増え続けています。どころか、これまでよりも高いペースで増加を続けていることがデータからわかります。いったい何が起きたかというと、ELD mandateをきっかけとした廃業(または転職)はあったものの、好景気にも後押しされ輸送単価が上昇した結果、「儲かる」仕事となったため参入が増えたということのようです。

 

2018年はトラックブローカーの利益が大幅に増加したというニュースもありました。一時的なトラック不足によりブローカーを頼る荷主が増えたようです。ELD導入により設備入れ替えが進み、GPSでのリアルタイムのトラッキングも大幅に浸透しました。業界全体で考えれば結果としては良い影響の方が多かったのではないでしょうか。

 

 

Windows 10 Update 1803 (Spring Update)で複合機のスキャンに不具合が発生

Windows 10の2018年春の大型アップデートで複合機からSMB送信しているスキャンが正常に作動しなくなった。

 

調べてみたところWindows UpdateでSMBが無効化されることがあるらしく、設定を見直した。フォルダ共有の設定も再度見直した。しかし一向に直らない。こういう人が他にもいるかもしれないのでここに記録しておく。

 

結論としては、SMBの設定は関係なく、Guestアカウントが許可されていなかったためだった。コンピュータを右クリックして→管理からユーザとグループの設定に行き、

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右側のGuestをダブルクリック

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"Account is disabled (アカウントを無効化)" にチェックが入っているとSMBを受信できないっぽい。

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このチェックを外したら問題が解決した。

Marcus by Goldman Sachsの年利が1.60%にアップ

Marcus by Goldman Sachs (旧GS Bank)から4/10にメールが来ていて、同日から年利を1.50%から1.60%に引き上げるとのこと。

 

3ヶ月前に1.40%から1.50%に上がったばかりなのに、ペースが早い。利用してる側としてはもちろん嬉しいかぎりである。

Marcus by Goldman Sachs (旧GS Bank)のが年利1.5%になっていた

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1/5に年利1.30% → 1.40%に上昇

先日GS BankがMarcus by Goldman Sachsに統合されたばかりだが、1/5にメールが来ていた。それによると、Saving Accountの年利を1.40%に変更するという。

 

いつの間にか年利1.40% → 1.50%に上昇

年利1.40%への上昇について記事を書こうと思っていたものの後回しにしていて、さっきMarcusのWebサイトを見に行ったら年利が1.50%になっていた。たった2週間程前に上げたばかりなのに、いつの間にかまた上げたらしい。

 

 

他の銀行も利上げしていて、それに対抗してのことだろうか。あまり詳しく調べていないが、預金者としては嬉しい知らせだ。

ELD mandate (2017/12/18) 以降の状況

 昨年12月にELD mandateが発効した。それ以降の状況はまわりから聞いたりニュースを見る限りさまざまな影響がでているようだ。以下に述べる。

 

長距離の配送業務を嫌がられる

だいたい片道250マイルくらいを境に、それ以上の配送業務は1回のHOS(Hours of Service)による業務制限時間内で往復できないため、断る業者が増えている。

 

作業フリータイムが短縮される

通常、積み込み/荷降ろしの作業時間は2時間まで(*)とされ、それ以降は拘束料金が発生するのがスタンダードだったが、ELD実施後は1時間を超える部分に拘束料金を課す業者が増えている。 * 短距離の配送の場合は1時間というケースもあり。

 

ドライバー不足に拍車がかかる

ELD実施により、結果としてドライバーは業務時間を厳格に管理されるようになった。一方で収入の単価はそれほど上がっていないと思われる。これにより、トラックドライバーはこれまでより「稼げない」職業となり、ELDルールに縛られない、または単価がより高いドライバー業務などに転職しているらしい。

 

トラック配送の供給不足が拡大する

ELD実施により事実としてトラック配送の供給が減少している。これまでそれだけのドライバーがHOS(Hours of Service)ルールに違反していたことの表れであるが、実態として業界はそれで回っていたため、地域にもよるが明らかに供給不足となっている。

 

トラック配送料金が上昇する

上述したことを含むさまざまな影響により、トラック配送の料金は上昇している。ベース料金の値上げだけでなく、コンテナ配送においてはシャーシレンタル料金の値上げも一部で見受けられる。また、原油価格が上昇に伴って変動制の燃油サーチャージも上昇している。

ELD mandateが発効 (2017/12/18)

ELD  mandateについては下記に書いた。

alphabetica.hatenablog.com

 

今日からついにELD mandateが発効した。最後の最後まで反対派の活動はあったようだが、一部の農畜産部門のトラックに猶予があたえられたほかは予定どおりの内容で発効した。

 

世間はホリデーシーズンで需要が旺盛なこともあり、トラックのレートは上昇している模様だ。中小規模のトラック業者を中心にELDの導入できていないケースも多数あると思われるが、おそらくそのうちのほとんどは仕方なくELD導入をすすめるとしても、既に受注しているオーダーもあるはずで、違法状態のまま業務を行うのではないか。荷主側は自社が使うトラック業者がELDルールに適合しているか、コンプライアンス上の、また不測の遅れなどのリスクに注意しなければならない。