alphabetica’s diary

アメリカに住んでいます

GS BankがMarcus by Goldman Sachsに統合

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GS Bankが12月からMarcus by Gldman Sachsに移行されると連絡が来た。Marcus by Goldman Sachsについて調べてみたところ、Personal Loanのを主たる業務としたGoldman Sachsのサービスブランドのようだ。

 

Personal Loans from Marcus by Goldman Sachs

 

この移行による大きな変化は無いようだが、Personal Loanの勧誘が来たり、Webの使い勝手が悪くなったり、金利が下がったりしたら嫌だなと思う。ただ、Webについてはモバイルに対応するとし、金利などサービスも(今のところ)変更ないという説明があるのでしばらく様子をみてみようと思う。

 

ところでPersonal Loanというのがよくわからないが、日本での消費者金融に対応するサービスのようだ。

バビン下院議員がトランプ大統領にELD mandate延期を求める書簡を送付

11月9日、テキサス州選出の共和党下院議員ブライアン・バビン(Brian Babin)が、トランプ大統領に対してELD mandate適用延期を求める書簡を送付した。

 

https://babin.house.gov/uploadedfiles/eld-execaction-full_final.pdf

 

公開されている書簡によると、バビン議員はトランプ大統領に対して、Executive OrderによってELD mandate適用を直ちに延期するよう求めている。延期期間は可能な限り長いことが好ましいとしつつも、具体的な時期として2018年4月1日まで、約3ヶ月半延期するよう示唆している。また、その理由として下記4つを挙げている。

 

  1. 12月18日という適用時期はクリスマス直前でありトラック業界にとって最も忙しい時期の一つであるので、混乱を避けるため。
  2. Commercial Vehicle Safety Alliance (CVSA)が2018年4月1日をELD使用の義務化期日としているため。
  3. ルール適用の免除規定や例外の議論を行う時間をFMCSAに与えるため。
  4. 当該ルールを取り巻く様々な問題への取り組みと解決の時間を政府、業界双方に与えるため。

 

また、コスト、安全、サイバーセキュリティの3点において問題があるとしている。

 

 

ELD mandateはオバマ政権によって作成されたもので、その一点だけでももしかしたらトランプはエグゼクティブオーダーによって適用延期をするかもしれない。一方でトラック業界を除けばこのルールの適用に反対している勢力は無いと言っても良いので、人気取りのためとしても適用延期するメリットはあまり無いように思える。バビン議員は2015年初当選で、あまり影響力が無いかもしれない。ただ、ELD反対運動が盛り上がってきているということは事実のようだ。

カリフォルニア州がELD mandate適用を2020年12月まで延期か

下記、Overdriveの記事によると、California Highway Patrolはカリフォルニア州のELD mandate適用は2020年12月末とする予定。連邦(Federal)のルールとしては12月18日にELD mandateは適用となるが、各州の対応によっては緩和措置が取られ、州内の輸送では緩和を享受できることなる。

Intrastate ELD mandates: California enforcement deadline likely to be late 2020, Oregon this year | Overdrive - Owner Operators Trucking Magazine

 

また、テキサス州が2019年12月を適用の目処としている他、ウィスコンシン州、フロリダ州も遅らせる予定としている。カリフォルニア州は現在HOS(Hours of Service)ルールについても12-drive in a 16-hour-windowとする緩和措置を適用している。

次期FMCSAトップがELD mandateを支持

下記、Overdriveの記事によると、次期FMCSAトップとしてトランプに指名されているRaymond P. Martinezは上院の委員会で質問に答え、ELD mandate実施を遅らせるつもりはないと述べた。一方で農業部門の小規模業者に与える影響を調査するとして含みをもたせた。

 

Trump FMCSA pick Martinez supports ELD mandate, will examine owner-operator impact | Overdrive - Owner Operators Trucking Magazine


ELD実施が12月18日に迫っているが、引き続き一部トラッカーは反発しておりELDorMEのハッシュタグでトランプ大統領のTwitterに呼びかけたりしているようだ。トラックドライバーはトランプ大統領の支持層ではありそうだが、延期/撤回活動はあまり盛り上がっていないのでなんらかの対応がとられることはなさそうだ。ただ、例外規定については引き続き議論されているようで、内容によっては骨抜きのルールになる可能性も含んでいる。

ELD mandate: カナダでの実施は2019年春以降か

アメリカのトラックに関する新たな規制: ELD mandateについては下記記事で書いた。

alphabetica.hatenablog.com

 

カナダ版ELD

アメリカと国境を接するカナダではアメリカに合わせて同様のルールが適用となる予定だが、カナダでの適用はアメリカ(2017年12月)より遅くなる見込みだ。

 

Canadian ELD mandate delayed | Today's Trucking

 

上記記事によると、カナダ版ELD mandateは、今年の年末頃に60日間のcomment periodを設けた上で、実施まで少なくとも1年の周知期間をおくこととなっている模様だ。2017年年末+60日間+1年となると、2019年3月頃が最速のスケジュールとなる。

 

ただし、カナダからアメリカの国境を跨ぐクロスボーダーの輸送にかんしては、アメリカの法律に従いELDを設置する義務が今年12月から生じる。

 

ELD機器認証制度の問題点

記事の中では、ELDの認証制度についても問題点が述べられている。ELD機器がルールに適合しているかどうかは、メーカーの自己認証によって確認されFMCSAに公表されている。外部機関の認証ではないこともありその信頼性がどのように担保されるのか。あるELD機器が要件を満たしていないことが明らかになれば、その機器を設置していたトラックは別のELD機器を設置しなければ使えないことになる、というリスクが潜んでいる。

 

メキシコ版ELD?

アメリカと国境を分かち合っているのはカナダだけではない。メキシコはアメリカ南部で国境を接しているが、メキシコ国内ルールとしてELDのようなものが実施されるという情報は見つからなかった。アメリカとメキシコ間を輸送する貨物は少なくないはずだが、これらの輸送にもEDLが設置されたトラックが必要となる。

ELD義務化まで三ヶ月を切り、トラック料金が上昇か

ELD mandateまで三ヶ月を切った。機器の導入はまだ進んでいないという噂もあり、12月18日の実施を前にトラックの確保が活発化しているのか、トラック料金が上昇しているという情報がある。トラック業界からは導入延期の訴えもあったが、議論は終了し予定通り導入されることがほぼ確定している。

 

ELD mandateとは

ELD (Electoronic Logging Device)の導入義務化。これによってドライバーはより厳しく労務管理されることになり、トラック輸送の供給量が減ることが見込まれている。導入プログラムは2018年12月に完全施行となるが、今年(2017年)12月18日以降はこれまで認められていたペーパーでの記録は不可となる。

 

 

メリット

ELD導入の主な目的は輸送安全の確保だ。FMCSA(運輸省連邦自動車運送安全局)の試算によるとELD導入によって年間で562人の負傷者と26人の死者を減らすことができる。ELDによって正確に記録された運転データは、取締官に求められた場合電子的に提出しなければならないため、運転時間のルールを遵守する必要がある。

また、トラック会社としてもELDを使って所属ドライバーの勤務実態をより正確に把握することができるようになる。

 

デメリット

FMCSAの調査によると、ELD機器の購入コストはトラックあたり$165から$832とのことだが、特に小規模のトラック会社にとっては少なくない負担となる。アメリカのトラック業者は9割以上が社員数5人以下の小規模法人というデータもある。

ELDは設置すれば終わりではなく、ドライバーやディスパッチャーなどが機器を正しく使いこなせなければ意味がない。業務システムが新しくなるときの常であるが、記録方法や求められた際のデータ提出方法など十分なトレーニングをする必要がある。これらは当然業務時間内に行う必要があり、間接的に生じるコストとなる。

GS Bankのログイン後メニュー その3 (Transfer Funds)

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左から3番目のメニューはTransfer Funds。下層メニューは以下の通り。

  • Transfer Funds
  • Pending Transfers
  • Add External Account
  • Linked External Accounts
  • Pending External Accounts

 

Transfer Funds

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GS Bankの口座から外部の口座、または登録しているExternal AccountからGS Bankの口座に送金ができる。定期的に入金する場合のスケジューリングもできる。


Pending Transfers

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手続き済みだが処理が済んでいない送金が表示される。


Add External Account

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他行の口座をExternal Accountに登録できる。External Accountに登録した口座との入出金は手数料がかからなくなる。

 

Linked External Accounts

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External Accountに登録された口座が確認できる。External Accountとの入出金は手数料がかからない。


Pending External Accounts

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External Accountに登録手続き中の口座が表示される。